7月26日(土) 湖畔の夕べ
オペレッタ
「腹ごもりの聖教」
 
火事からご聖教を守り抜いた本光坊さんのお話。
子どもたちは約2カ月間本当に一生懸命練習しました。
みんなで作り上げた渾身のオペレッタを見事に演じ切りました。
   
ナレーター「むかーしむかしのお話や。」 信者「蓮如さまのご講話はいつもためになる話しやの。」
   
困っている子どもを見るとほっておけない本光坊さん。 法敬「本光坊さんは? なに、おつとめもせんと体操してる!?」
   
(信者の子どもたち)アルゴリズム体操ならぬ、吉崎御坊体操! 手を横に♪ あらあぶない♪ 頭を下げればぶつかりません♪
   
舞台裏では早着替え。ぎゃーいそげー 会場にはたくさんの地域の方が集まってくれました。
   
   
蓮如さま「その人その人のやり方で
正信偈のお心さえわかればいいのですよ。」
本光坊「困っている人を見ると体が勝手に動いてしまうんや。」
   
あるとき、吉崎御坊を火事が襲います
 
 
蓮如さま「教行信証6巻のうちの『証』の巻がないのじゃ!」
本光坊「わたくしが行ってまいります!」
仲間の僧「おやめなさい!」
本光坊「『証』の巻は無事じゃった。蓮如さまにお届けせねば!」
しかし、火に周りを囲まれ逃げ道がなくなってしまいます。
本光坊「このご聖教だけはお護り申し上げねば・・・」
   
本光坊は、腹を切り、その中にご聖教を押し込み丸くなりました。
その体を火はみるみるうちに焼き尽くしていきました。
順信房「痛かっただろうに、熱かっただろうに・・・」
信者「ご聖教をお護り抜いたこの真っ黒いお姿を、
われらは吉崎の地にずっと残しまする。」
   
2014年4月。今年も蓮如さまの御影が吉崎に戻ってきました。
御忌期間中、御山の上で「腹ごもりの聖教」のお話を聞くことができます。
らんらんらんらん 吉崎のはーなしー♪
   
おしまい
   
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