二宮金次郎の孝行”勤勉・謙虚・節約・貯蓄”は教育理念の権化として、修身教科の中で謳われ、各校の児童の目立つ場所に建てられていました。
本校でも昭和11年 内田氏(竹松)の寄贈により奉安殿(天皇皇后両陛下の、御真影や教育勅語を奉納する建物)の横に建立されました。
昭和19年に戦争により献納されましたが、昭和59年 芦原町合併30年記念に際して、校下区長の寄贈により再建されました。【新郷小学校 百年史より】
「勤倹躬行」
「勤倹尚武」「実践躬行」の二つの四文字熟語から、二文字ずつ取って、
「勤倹躬行」という言葉を作ったのではないかと考えられます。
1 勤倹尚武 勤倹で武勇を尊ぶこと
○勤倹 勤勉・倹約。よく働き倹約につとめること。
○尚武 武道・武勇を重んじる。
2 実践躬行 実際に自ら行うこと
○実践 実際に自分で行うこと。
○躬行
自ら実行すること。
3 勤倹躬行(きんけんきゅうこう)
勤勉倹約を自ら実行すること、というような意味ではないでしょうか