十一面観世音菩薩立像 (市指定文化財)

 北本堂の神明神社観音堂に伝えられている像です。
天衣が切付で、肘に懸る部分のみが寄せ木であること。宝髪を高く作るなどの古代様式から室町期の造作と見られています。

広目天立像 (市指定文化財)
多聞天立像 (市指定文化財)

 一木彫成で作られ、肘など出たところは寄せ木がなされています。
共に十一面観世音菩薩立像の両脇に安置されています。

                            「あわら市の文化財」より
                                あわら市文化財保護委員会編集

2012/8/29